緒方 義志（８４回生）

プロフィール

聖学院時代は中学・高校共にサッカー部に所属し、輝かしいサッカー部での実績を収めました。

6年間すべて地区予選1回戦敗退。聖学院サッカー部史上最も得点力のないフォワードとして10番を背負いチームの連戦連敗に貢献しました。

その後、上智大学比較文化学部を卒業し、株式会社サザビーなどを経て独立し、株式会社義志を設立。

会社務めを経て31歳で独立、株式会社義志を設立。メンズアパレルブランド「義志 / yoshiyuki」を中心に衣料品や履物などの企画・製造・販売の事業を展開しています。2021年にはバッグのブランド「ZACARI」を新たに始動し、今年（2022年）はその中でも特に小学生向けの通学かばんの販売展開に力を入れています。

業務内容もしくは取り組んでいる事柄

衣料品、服飾雑貨の企画・製造・販売を行っています。

伝統と革新の境界を取り払い、今日的な感覚と時代を超越した自由な発想で日本人ならではの服飾デザインとスタイルのあり方を追求すべく、義志は平成16年に始動しました。以来、武道着をはじめとし、着物、羽織、武具、袴、半纏、股引、足袋、草履など、日本独自の服飾文化に見られる意匠や機能性を都市生活における日常着の中に程よく落とし込み、洋服のルーツとは異なる「日本」という文化圏で生み出される衣服のあり方とその魅力を提案し続けています。

「日本はもっと進化する。日本はもっとおもしろい。」

そう信じて、日本人だからこそ生み出すことができる服飾文化の普遍的な価値を世界中の人たちと共有していきたいと思っています。

聖学院中高時代の思い出・面白エピソード

中学時代は生徒会の副会長を務め、生徒総会で制服廃止を定義しましたが、全校生徒の支持を得ることができず敢え無く却下となりました。

今となって思うことは、未熟な生徒会にこんな提案をさせてくれる聖学院は、大胆なまでに生徒の自主性を重んじてくれる本当に懐の深い学校です。

こんな私立学校は滅多になのではないでしょうか。

聖学院中高へのメッセージ

一定の校則はありながらも、可能な限り生徒の個性や多様性を尊重してくれる校風が聖学院の最大の魅力であり強みだと思います。

この校風や文化は時代を超えて続いていってほしいです。